| 第三回SSSGPで一躍優勝候補に挙がった七瀬ゆい選手の戦歴等がSSSの特設ページに掲載されていますね。 今まで七瀬ゆい選手に負けた相手の方をに視点を置き、彼女にはあまり注目を払わずにいたのですが、改めて過去のレズ系を除いた試合を振り返ってみました。
WAR vol.05が彼女デビュー戦ですが、中盤で米山愛選手のストレッチ技で動きを止められ、ドラゴンスリーパーで白目をむいて失神してしまいます。 しかしここで試合を終わらせないたくない米山はカウントを取らせます。危ないところを救われた七瀬は、ここで起死回生の股間パンチで形勢を逆転しましす。 そして、必殺技のパワーボムで米山の後頭部に強烈な打撃を与えてからアルゼンチンバックブリーカーを始めとするストレッチ技で痛めつけ、口撃で屈辱を与えながら米山をドミネーションして最後はさそり固めで勝利を得ます。
ダイナミックボクシンググローブでも、ベテランの二岡ゆり選手と対戦します。二岡は七瀬の腹を攻め、七瀬は主に二岡の顔を攻めます。 1ラウンド目は互角でしたが、第2ラウンドで七瀬は二岡のテクニックに翻弄され、反撃のパンチはガードされ、二岡に腹を集中攻撃されて、何度もダウンします。 しかし、フラフラになり、白目をむいて失神しても強い精神力で何度も立ち上がり、危ういところをゴングで救われます。 七瀬は、続く3ラウンドでも腹を責められてダウンを繰り返します。 ここまでの展開では、二岡選手の方が一枚も二枚も上手であり、七瀬の勝機は全くないように見えます。 しかし七瀬は、負けたくない一心で強引にクリンチで二岡のパンチを逃れ、反則のヘッドパットでで反撃します。さらに足を踏みつけての卑劣な反則パンチでダウンを奪います。 二岡は口から出血しながら、「あんな汚い奴には負けたくない。」と立上がりますが、それからも二岡選手が優勢になる度に反則攻撃で形勢を逆転して、とうとう二岡をKOします。
ややぽっちゃり型ですが、なかなかセクシーな七瀬ゆいは、強い精神力とパワーを持ち、反則攻撃も辞さない狡猾さを持つ選手です。 SSSGPでもレジェンドの国見奈々選手から金星を上げていますが、最初から一貫してヒールの新星がベテランを破る下剋上マッチでここまでのし上がって来たと言えます。
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